横浜文学学校とは
自主講座横浜文学学校の前身は、1975年に新日本文学会が開講した横浜文学学校です。
在籍者は一時70名にも及びましたが、85年、新日本文学会による運営が成り立たなくなり、横浜文学学校の閉校を決めました。 この時、横浜文学学校に在籍していた有志15人が会員兼運営者となり、自由な文学観をもって、自主講座横浜文学学校をスタートさせました。
現在、横浜文学学校の会員数は約35名。年齢層は20代から80代まで。会員作品のジャンルやテーマは、多岐にわたっています。
沿革
- 1985年10月
ワークピア横浜の1室を借りて毎週木曜日に開講
講師を芥川賞作家の宮原昭夫氏に依頼
機関誌「海牛」を不定期に発行- 1992年 2月
機関誌は「海牛」から「JUST」へ
- 1999年 4月
水城昭彦氏にサブチューターを依頼
- 2013年 4月
楜沢健氏に講師を依頼
合評・講評を金曜日、日曜日開講に変更- 2021年 1月
宮原昭夫氏、講師を勇退。名誉講師に就任
高橋至氏に講師を依
会員が受賞した文学賞(抜粋/敬称略)
第20回日本随筆家協会賞
年:1990年
受賞者:非公開
作品:非公開
第58回小説現代新人賞
年:1992年
受賞者:柄川明彦
作品:「三十五歳、独身」
第25回日本随筆家協会賞
年:1992年
受賞者:非公開
作品:非公開
第75回文學界新人賞
年:1992年
受賞者:四郎丸章子
作品:「ちょっとムカつくけど居心地のいい場所」
第13回海燕新人文学賞
年:1994年
受賞者:丹沢奏
受賞作品:「落書きスプレー」
第5回そして文学賞 (優秀作)
年:2001年
受賞者:非公開
受賞作品:非公開
第46回群像新人文学賞(優秀作)
年:2003年
受賞者:村田沙耶香
受賞作品:「授乳」
「文學界」上半期同人雑誌優秀作
年:2009年
受賞者:万リー
受賞作品:「舌打ちしっこの左膝のお母さん」
第31回野間文芸新人賞
年:2009年
受賞者:村田沙耶香
受賞作品: 「ギンイロノウタ」
第26回三島由紀夫賞
年:2009年
受賞者:村田沙耶香
受賞作品: 「白色の街の、その骨の体温の」
第155回芥川龍之介賞
年:2016年
受賞者:村田沙耶香
受賞作品: 「コンビニ人間」
第64回群像新人文学賞
年:2021年
受賞者:島口大樹
受賞作品: 「鳥がぼくらは祈り、」
第22回女による女のためのR-18文学賞
年:2023年
受賞者:義井優
受賞作品: 「ゴーヤとチーズの精霊馬」